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2015/03/21 上野動物園にゆく、

 もう一週間も前のことになってしまいましたが、先週の土曜日に上野動物園へ、稲森さん(id:wakamesoba)と行って来ました。

 11時に東京メトロの某駅の入り口にて待ち合わせをして、それから明治大学が運営している錯覚美術館へ。美術館と言ってもそれほど大きくない数階建てのビルの2階で小ぢんまりと運営されているものなのですけどね。でも、規模の割に案内員の方が三名(おそらく明治大学の講師の男性と、その生徒と思われる女性が二人)いて、時々に解説をしに来てくれました。
 写真やイラストとして制作された錯覚美術を三次元空間で再現したものが多く、実際の空間に落としこむという制約もあって、結構うまく騙し絵のように見るには視点調整が難しく、写真もうまく取れなかったのですが、なかなか面白かったです。入場も無料で観覧にそれほど時間も食わないので、近くに行かれた際には、観に行ってみると楽しいかもしれません。


 さて、それでは上野動物園のことを。予め音声通話をして上野動物園に行きたいとの旨を聞いていたので、当日は昨年買って今ひとつ出番がないままになってしまっていたPENTAX K-30を携えていきました。それに併せて予てより気にかかっていた望遠レンズをとうとう購入したのですが、手筈が悪くプロテクターを一緒に購入するのを忘れてしまったので、残念ながら当日持っていくことは叶いませんでした。もちろんプロテクターがなくても使用することは出来ますが、万単位のレンズを落としたら即死の状態で持ち歩く勇気は、今の私にはありませんでした。

 園内は土曜日ということも会って家族連れなんかで賑わっていていました。私と同じくカメラを持っている人も多く、一眼レフを携えている人のほとんどは私より高価なカメラを使っていたので、なんだかちょっと気圧されてしまいました。中でもフィルムカメラで動物を撮っていた白髪のおじいさんには、びっくりさせられました。

 稲森さんの方は動物そのものだけでなく、解説や豆知識などが書かれた看板なんかにもしっかり目を通していて、ああ全力で楽しんでいるんだな、なんて思いました。私の方はカメラを抱えていることもあってか、どう撮るかばかり気にしていて、稲森さんと比べるとそういう部分にはあまり目が向いていなかったかもしれません。

 さて、こういう話は文字ばかり連ねるのも面白くないですから、そろそろ撮った写真を。


 
 
(上野動物園の動物たちの三割を占める多彩な鳥たち)
一番最初に見たのは鳥類でした。やはりライオンやゾウと言った動物園の定番といえる動物たちと比べると地味なのは否めず、コンドルやオオワシと言った身体の大きい派手な鳥を除いて、ほとんど人気がなく、賑わっている園内でも、鳥たちのコーナーはいくらか空いていました。個人的にはほとんど動かないパンダやクマ、トラなんかといった種何かと比べると比較的元気で、それでいて写真にも収めやすいこちらのほうが魅力的でした。ただ、ガラス張りの展示の他はどれも檻での展示だったので、ちょっと見栄えは悪いかもしれません。この辺りは一眼レフよりもコンパクトで檻の隙間から鳥を抜いて収められるコンデジスマートフォンのカメラの方が映しやすいかもしれませんね。


 
 
(子どもたちにも人気の動物たち)
ここのところは気温の変化が激しかったこともあってか陸生動物の多くが観覧できなかったり、或いは室内での観覧となっていました。ライオンやトラと言った一番見栄えのいい動物たちが見られなかったのは少々残念でしたが、こればかりは仕方のないことですからね。ただ、ちょうど見て回ったのが昼すぎだったこともあって、食事中のカンガルーやキリンを観ることができました。屋外であれば、ガラスの曇りや反射もなく、もっと綺麗に撮れたかな、と思うのですが……なかなかうまく行かないですね。


 
 
(西園・爬虫類館にて)
自分自身カエルなんかのぶにぶにした両生類が苦手だったこともあって、爬虫類館は一番期待値が低かったのですが、いざ撮り始めてみると「距離が近く短いレンズでも収めたい部分だけ映せる」「光量もそこそこで十分にシャッタースピードを確保できる」「ガラスに曇りがなく濁ることなく撮ることが出来る」と三拍子揃っていて、自分がイメージしたよりもずっと綺麗に撮影出来ました。とりわけ左上のトカゲは本当に綺麗に撮れたなと思っていて、こうして観返すとにやにやしてしまいます。この写真も上達すれば、もっとうまく撮れたのに、と思うようになるのでしょうけどね。

 とかく一番の反省点はやはり望遠レンズを持ってこなかったこと、でしょうか。トリミングをしてアップで撮ったように誤魔化したりもしましたが、やはりレンズの時点からそれを想定しておくべきでしたね。それからもう一つ挙げるとすれば、撮影位置が全体的に高く、見下ろすような形でばかり撮ってしまったことでしょうか。ここに公開しているのは高さを動物たちと同じ目線に合わせたものが多いですが、その他の写真はどれも見下ろすような高さで、あまり活き活きと撮ることが出来ませんでした。
それでも、ほんとうに十年近くぶりの動物園で、撮影もまったくの素人だったことを考えれば十分かもしれません。


 園内は思いの外広く、予定を大きくずらして閉園時間ギリギリまで見て回りました。それでもパンダや西園の動物のいくつかは見られませんでしたから、本当にじっくり楽しもうとすると、開館時刻から閉館までフルにいるくらいのつもりでないといけないかもしれません。私が子どもの頃に行ったときはもっと小規模だったように思ったのですが、実際は人気のある動物以外ちゃんと観ていなかったのかも。

見て回った四時間の間、ほとんど歩き通しだったので、動物園を出てアメヤ横丁を回り、それから山手線で高田馬場まで向かう間の電車で座るころにはへとへとになっていました。その日は寝不足で朝までかなり体調が悪かったこともあって、電車内ではうとうとしていました。案内する側がこんな調子じゃいけないな、ということで必死に堪えていたのですが、もしかすると気づかれていたかもしれません。


 それではこのくらいに。アメヤ横丁や高田馬場ではあまり写真を撮っていなかったので、書かないでおきます。そのうち書きたくなったら思い出話のような感じで書いたりするかもしれません。
とても疲れましたが、すごくいい時間を過ごせた一日でした。誘っていただいた稲森さんに感謝しないといけませんね。本当にありがとうございました。