読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

2015/09/08 どこともわからぬところ

 また、学生時代の同級生たちと会って来ました。
 1人は8月の初め頃に一度会っているのですが、もう1人と会うのはだいぶ久々で、確か最後に顔を合わせたのは去年の2月ぐらいだったかと思います。それからずっと連絡を取らないままで、気がつけば向こうのメールアドレスが失効していました。最近は猫も杓子も連絡はLINEだとかのメッセージアプリでするみたいなので、キャリアメールを変更して以後もそのままにしていたのかもしれません。私は携帯電話を持っておらずLINEも登録できなかったので片方の同級生にLINEでの連絡を頼みました。

 ここのところ忙しくて上手く予定を取り付けられるか分からなかったので、とりあえず向こうに予定を立ててもらって、時間が合えば私も付き合う、ということに。向こうがこちらに気を使ってくれたらしくて、私の暇のある日に予定を付けてもらえました。

 特に私は何も考えずに言ったのですが、向こうも合う日と待ち合わせ場所だけでどこにいくのかは特に考えていなかったらしく、とりあえず喫茶店を探したのですが、どこも昼時は混雑していて入れそうになく、仕方なく書店やら古本チェーンやらをぶらぶら回ることに。私自身は古本チェーンで少し前から探していた「SF / ボディ・スナッチャー」のDVDや筒井康隆の「旅のラゴス」の状態のいいのが見つかってほくほくだったのですけれど、向こうはあちこち歩きまわって少し疲れたようでした。それから15時近くなったところで再び待ち合わせをした駅方面に戻り、いつもの喫茶店でコーヒーを注文して話をすることに。

 去年の4月からまたいろいろ生活が変わっただろうけれどどうかだとか、アルバイトだとかはどんなことをやっているのかだとか、後は最近のアニメや漫画は何が流行っているのか、だとか。割と手広く話したような気がします。向こうは喫茶店なんかで何時間もお喋りに興じるよりは一緒にゲームをやって騒いでるほうが好きみたいでしたけど、学校での友人関係はあまり豊富でなくあまり人と話をすることも少なかったらしく、意外と私の方から話を振ってみると色々な話をしてくれました。
 いつも話しているほうの同級生はあまり守備範囲外の話のせいかミルクティーをちまちま飲みながら私たちの話を聴いていました。……個人的には私が延々話をしたり質問攻めにしたりするだけではなくて、同級生通しの会話をにこにこしながら聴いたりしたいのですけれど、私以上にこの手の会話に慣れていないのか、なんだか間の空いた感じに。

 1時間と少し経つと向こうは話をするのに満足したらしく、そこからはずっと自分の話を。最近はどういうふうにして過ごしているだとか、これからはこういうふうにやっていく、だとか。単純に私自身がそれを声に出して伝えたいというのもありましたけれど、これからのことでは同級生たちの方が先達なので、自分たちはどのようにやってきたか聞きたかったというのもあります。
 幸い、それまでの会話のように冗談めかしたりせずに割と真摯に話を聞いてくれたので助かりました。やはりまるで訳がわからないままめくらめっぽうにやっていくのと、ほんの僅かでも経験者の存在を感じられるのとではまるで訳が違いますからね。私のやり方はかなり無謀なものだったので、もしかすると笑われてしまうかもしれない、なんて思っていたのですけれど、そんなこともなくちゃんと話に乗ってくれました。

 そう言えば、久々に顔を見て思ったのですけれど、同級生はなんだか以前よりも顔が大人びていました。以前よりもやや面長で鼻筋もしっかりしてきていて、生まれつきの色黒肌が健康的な匂いを醸していました。身長は相変わらず小さくて、服も中高時代のそれと変わらない理系学生のそれでしたけれど、それでもちゃんと大人になっていました。もうこれくらいの年齢になると、外見はすっかり子どものそれとは違ってしまったような心地がするものですけれど、案外まだまだ伸びしろは残っているみたいです。

 喫茶店に入ってから2時間を回ったところで、そろそろ別れることにしました。本当は焼肉でも食べに行かないかという誘いを貰っていたのですけれど、今月は本当にお金がなくて大変な状態だったので私は遠慮して、喫茶店で話せなかった分2人で改めて食事しながら話をしたら、と言って私は別れることに。それから、折角だから他の用事も済ませてしまおうと思いたち、一度家に戻って着替えた後、再び出掛けました。
 それが済んで帰ってくると2人から、今日はありがとうとのメールが焼肉の写真と一緒に。値段を聞いたら、「美味しかったよ。値段はまあ置いといて、」ときたので、やっぱりいい値段だったのでしょうね。