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2015/04/28 耐えがたい状況に置かれて、

 先日の日記の続きを書こうかと思ったのですが、なんだか学級日誌の「一日を振り返って」の項目みたいな行動記録になってしまったので、途中で書くのをやめにしてしまいました。

 ここのところ「日記を書こう」という意識が強すぎて、やたら長ったらしい文章になってしまいがちです。もうちょっと割り切った、これ、という部分だけを引っ張って文章を書けたらいいんですけどね……


 ただ、4/28のことで、ちょっとだけ書きたいことがあったので、今日はそれだけ。
 下北沢で「ほしのこえ」を観て、喫茶店でコーヒーを飲んでからまた渋谷に戻り、18時頃からエルンスト・ルビッチの「淑女超特急」「生きるべきか死ぬべきか」二本立てを観ました。上映が終わったのは21時頃で、席を立って帰るときにはオーヴァー・ザ・レインボーが流れていました。その後は古本屋に寄って少しだけ古本を眺めた後、帰りの電車に乗りました。

 車内ではうまいこと座席にありつけたので、ヘッドフォンで音楽を聴いたり、うとうとしたりしながら考え事をしていました。

 考え事の内容は主に月の初め頃のことで、時間の経過だとか、身の回りの変化を見るのが耐えられなくて、あてもなく街をぶらついたり、喫茶店で何時間も時間をつぶしたり、待ち人もいないのに駅の改札口前に突っ立って人の流れを眺めていたりしていた頃のことです。不意に……そういえばあんなふうにしていたとき、自分は毎日電車に乗ってどこかに出掛けて行って、それからやりきった表情でもとの駅に帰ってくる人たちが、何故かとても羨ましかったことを思い出したのです。

 私もあの人たちと同じように電車に乗ってどこかに行って、満足した顔で帰って来られたら……なんて、泣きそうになりながら考えていた気がします。今思い起こすと、なんだかすごく馬鹿みたいですけれど、その時の私にはほんとうに大事なことだったんだろうなあ、と思うと、少し可愛らしくも。

 今日の私はそんな人たちの中に一日だけ入れたような気がして、なんとなく嬉しく思われました。
 次に一日中映画を見に行けるのは、いつ頃でしょうね。