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O市営のプラネタリウム鑑賞をめぐるあれやこれやについて、映画雑談

日記 映画

2014.05.06

 GW最初の外出にして、最後の外出であった。出不精と髪型への不満を起因として四月中蔓延し続けた引きこもりの病はことのほか尾を引き、気づけば五月を迎えていた。
 読み終えた本の塔や、見終えた映画のリストなどを並べて妙な優越感に浸るのもけして悪いものではなかったが、この孤立した独善的生活を続けていくことに対していくらかの後ろめたさを覚えつつあった。書を置き、街へ出なければならない――そういった義務心を感じた。


 駅内の豆の木オブジェが特異な存在感を放つO市のプラネタリウムに行って来ました。今年に入ってから既に一度来ており、今回は二度目でした。今回も一度目に同じく知り合いとの鑑賞で、駅内で16時に待ち合わせをし、落ち合いました。
 先に整理券を受け取り(とは言っても席の予約なども出来ず、ほとんど意味を持たないものなのですが)、そのあと近くの喫茶店でのんびりと雑談を。ほとんどが映画の話で、この二ヶ月ほどの間に観た映画の感想などを、熱いミルクティーに苦戦しながら足りない語彙で熱っぽく語って来ました。知り合い(以降O氏)はかなりの映画好きで、私にとって先達のような存在でもあり、彼が勧めた映画の8割、9割はツボにはまる作品でした。「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」「世界最速のインディアン」「イントゥ・ザ・ワイルド」……いずれも私の観た映画の中でもかなり上位に挙げられる作品です。今回の話の中心も勧めてもらった映画の感想で、二月に勧めてもらった映画について色々と。


 勧めてもらった「ゆれる」を観たんですけども、かなり良かったです。邦画らしい兄弟間の絆に触れ込んだヒューマンドラマ的なシナリオを持ちつつも、複雑な人間関係や感情を描いていて、邦画らしくない重苦しい余韻が残るのが非常に好印象でした――それから、最近は原作小説と一緒にあれこれ有名映画を漁りましてね、「ブレードランナー」「スタンド・バイ・ミー」「時計じかけのオレンジ」……いろいろ観てみました。「ブレードランナー」は原作とは別機軸の路線で秀逸且つアーティスティックなアクションSFに昇華されていますが、「スタンド・バイ・ミー」は比較的原作に準拠した仕上がりで。「時計じかけのオレンジ」は言わずもがなキューブリックの映像化に際して大胆なアレンジがうんぬん――そう、それからブレードランナーや時計じかけの影響でいろいろとSFを漁りましてね……、ターミネーター、エイリアンとか――ああ、そうですねえ、ターミネーターはとりわけ2の評判が良いみたいですよね――あとは……コメディだと「ラットレース」を観まして。アンソニーホプキンス、じゃなくてローワン・アトキンソンが出てましてね、なかなか良かったです。ただ、彼はもうコメディはやりたくないそうで……ええ、彼はMr.ビーンの色が強すぎて、他作品でもビーンのキャラクターを引きずってますからね。ジョニー・イングリッシュなんかもそうでしたし……


そのあと映画以外の話題に移り、その延長で駅前の家電量販店に行き少しだけあれこれ観て回ったあと、17時30分を回ったところで開演15分前に合わせてプラネタリウムへと戻りました。